「おはよ…優絆」

そう言って起きたのは翔弥
「お早う今日は早いんだね」

そういうと


翔弥は
「当たり前だろ俺と優絆の子供がいるかもしれね―のに寝てられっかよ」
そう言って顔を真っ赤にしてそっぽを向いた

そして私達は朝ご飯を食べて産婦人科へ行った


「藤神さん~藤神優絆さん~診察室へ来て下さい」
と呼ばれた

「行って来るね」

そういうと
「俺も行くから良い」

そう言って付いて来た

「今日は如何しましたか??」

そう聞いて来たのは優しそうな女の年配の先生

「実は…最近気持ち悪くって何時も眠くって倦怠感が有ってそれが続くから調べたら妊娠かも知れないって書いてあったので」

というと

「心当たりはあるの??」

そう聞かれた

「あります」
と言うと

「じゃあそこに横になって」

そして先生は何か塗りお腹に機械当てた


「おめでとう今は四週目…えっと二か月お腹の中に赤ちゃんが居たのよ」

そう先生は教えてくれた

「有難う御座います」

というと

「まじか…優絆ありがとう…俺と優絆の」

と涙目になっていた
「これから大変だけど頑張ってね次はじゃあ来週ね後市役所で母子手帳貰ってね」

そして診察は終わった

そうして私達は母子手帳を貰い家に帰った

「俺も父親か~」

と喜ぶ翔弥

「……本当なんだよね」

というと
「何がだ」

と聞き返してきた
「夢じゃ…ないんだよね」

と言われた

ムニッ

「ふぇ」
と言うと

「痛いだろ~~だから本当だよ」

そう言った

嘘じゃない

私と翔弥の子供…

「頑張るね私」

そう言うと頭をなでてくれた