そこで私は二週間過ごした

気持が落ち着いてきて寂しさも何もかもなくなってしまった

「おい優絆…翔弥はお前を探してるぞ」

そう和くんは言った

「嘘よ…翔弥は私なんて知らないんだもん」


そういうだけで涙が出てくる

「そっか…」
そう言って頭をなでてくる

携帯には何回も何十回もかかって来た

誰かは分ってるでも出たくなかった


「おい優絆本当にいいのかこのまんまで」

そう春くんはいった

「悔しいだろ辛いんだろだったら翔弥一発殴ってこいよ俺らはさお前の味方だ」

そう言ってくれただけで心が軽くなった

「殴らなくてもいいから俺らと一緒に話だけは聞こうよ何か訳があるかもだしさ」

そう言われたから私は翔弥に会う決心がついた