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「なんか、すいません……お邪魔して。」
「全然!茉優ちゃんが来てくれて、嬉しいよ~、ゆーちゃんもすっごい喜んでたし!」
「そうですか……ほんとにありがとうございます。」
私は、さっき来たばっかりの茉優ちゃんとソファーで雑談中。
そしてゆーちゃんとりょーちゃんは二人で仲良く(?)鍋の下準備中。
あとの人達は……というと、なぜか3人でテレビゲームの真っ最中。
柊くんって案外、ゲームするんだなぁー。
「受験勉強はどう?」
「まぁまぁですかね……、波瑠さんと同じコースは、一番難しいので……大変です。」
「えっ、コースなんてあるの?」
コースがあるなんて、初耳。
私は別に、コースとかを選んで入ったわけじゃないから、その辺の知識は皆無なのだ。
「はい、AコースとBコースなんですけど。ざっくり言うと、Aコースは男子をプロデュース、Bコースは女子をプロデュースする感じなんです。」