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今日も寒い日。
世の中のカップルは、この日を楽しみにしていたんだろう、街には、浮かれているカップルがいっぱいいる。

……今日はホワイトクリスマス。


「ロマンチックだよねー。」


「そうよねぇ♪ホワイトクリスマスなんて、毎年来るものじゃないし。」


私とstill kingの一行は、学院のX'masイベントのステージを終え、控え室でまったりとくつろいでいる最中だった。


「當真ちゃん、ずっと控え室でstill kingの6人で過ごすのもいいかもしれないけど、そろそろ着替えて会場に戻らないと。あたし達が作ったケーキが食べられないじゃない!」


「あー、そうだな☆じゃあ王女を例の場所に連れていって、あれしてきてくれ☆」


あれ……とは……?
そう言われたゆーちゃんは、了解♪と言って、私の腕を引っ張る。


「ゆ、ゆーちゃん?!」