――コンコンッ


「失礼しますー。……皆、お疲れ様!」


「あら、波瑠ちゃんじゃない!お疲れ様♪」

 
「波瑠、お疲れ様。」


私が部屋にはいると、出迎えてくれたのは
、りょーちゃんと遊佐君だった。

……あれ、彼方君と柊君、居ない……?


「あれ?彼方君と柊君は~?」


「あぁ、あの子達はねー、準備できたから自販機で飲み物を買ってくるとか言ってたわよ♪」


「そうなんだ。……で、當真先輩は寝てると。」


私は楽屋の奥で膝を抱えながら寝ている當真先輩を指差した。