「課長とはいい感じかしら?」



ブーーーーッッ!!!


ココアを吹き出してしまった


「ありえません

どこをどう見たらそうなるんですか」


「えーだって二人とも似てるじゃない。

それにこの前言ってたわよ。

私がチコちゃんは妹にしたいって

言った時、そうだなって

照れながら言ったのよ!あの風也が!!」


「う、うれしくないです」


どうせ課長も私のこと

妹としてしか見てないんじゃん

昔からそうだったから慣れてるけど

好きな人に告白しても

チコは妹だわーって言われて

告白されるのも大概ロリコンで

だから男は嫌いなんだ

妹でも、子供でもないのにーーーーー




「あのー、チコちゃん?

この意味わかってる?」


「はい?」


「あーやっぱいいわ

もう課長に任せるわ知らない」


「な、なんですかあ!」


三上さんがしゃがんで

私と同じくらいの高さになる

そしてそっと私の頬を触った