自分が消えたのか、周りが消えたのか、わからないがとにかく「消えた」。
自分が今いる場所はどこかの学校の教室であろう、一部屋だった。

床には不思議な銃らしきものが落ちている。
スナイパーが使うような、簡単に言えばお祭りの屋台にある射的用の
銃。そんなかんじがする。

その銃を拾い、教室を出る。
周りを見渡し、誰もいないことを確認。銃をよくみようと目を手元に落とした。持っていた銃はとにかく黒く、そして軽かった。
どんな銃よりも軽かった。

少し驚いたが、これは夢なんだということを自覚。
改めて辺りを見渡すとこの教室、自分がいた教室は建物の真ん中あたりに位置
していて、左右の奥には階段。目の前にも階段。
目の前の階段は左右の階段と比べて、幅が狭いようだった。

もうわけがわからないといった感じだ。
そりゃそうだ。初めてこんな世界、場所、夢をみたのだから。
そうだ。ほかに誰か人はいないのか。
少し周りを歩いてみる。

??:「キャーーーーーー!!!!!」