「ち,ちがくてっ
ひゃ!?」

弁解しようとすると倒された体。
ゆ,床ドンってやつですか!?

「そんな本探すなんて里依ってばえっちだね?」

「や,ちが…んっ…ぅ」

強引に触れた唇も抑えられた手もどんどん熱くなって何も考えられなくなります。
これは完璧に狼さんモード。

「ちがくないでしょ?
うそはだめだよ?」

「うそじゃっ…や,ゆうくっ//」

首筋に紅い跡を付けられそのまま舐められて…
弱い所を刺激されれば思わずはねる体。
勝手に出てしまう声。

「ねぇ里依?
しよ?」

悠くんの溢れ出る色気と声。
そんな瞳で見つめられたらNOなんて言えないの知ってるくせに…
答えるように悠くんの首に腕を回す。


私は見事に狼さんの罠に嵌ってしまったのでした。