「はぅ!?」

体制を戻すとすぐそばに悠くんの顔が!!
思わず変な声でちゃいました…。

「もしかして怪しい本でも探してたの?」

なんとも鋭い悠くんであります。

「ま,まさか!!
そんなことないですよ!?」

私は悠くんから目を逸らし,話題を変えようと必死に考えます!!

「ベッドなんてありきたりなとこじゃなくて,引き出しにいれてるんだよ」

「え!?
でも,なかったですよ!?
……あっ」

「やっぱり探してたんだ?」

とクスクス笑いだす悠くん。
完璧に騙されました…。