あれからもう1年が経とうとしている。
4月から里依は高3。
卒業したらプロポーズするのもいいかなーなんて考えてる俺はそうとう里依に惚れているらしい。

「ゆ…くん,すきぃ…♪」

なんて寝言言いながらふにゃりと笑っている里依。
俺はそっと里依の頬をなでてキスを落とす。



可愛くて愛おしい赤ずきんにありったけの愛を込めて。