「あ、びっくりした?


寒い中待たせてごめんなー。」




そう言って、あたしに

その缶を手渡した。






あたしの大好きな

ミルクティー。






「ありがと。」



「いいえー。


って、寒い中待たせて


ごめんとか言いながら


これから、もっと寒いんだけど…大丈夫?」




彼は、不安そうにあたしの顔を見て言った。