なんとか、まともな食材あって


台所に立つ椿の姿を


ぼーっと眺めてた。




だって…




「浩平はゆっくりしてて?」




ってゆわれちゃったから。



だから俺は大人しく

椿の後ろ姿を見てるわけです。


手慣れた感じで包丁使ってるし


普段、やってんのかなー…。




トントントン




静かな部屋に、音が響いていた。