「えっ!?


いや、なんか音がしたから…」



「それで駆け上がってきたん?笑


俺の恋人、ベース。知ってる?」




軽く弾くと、再びこっちを向いた。




「知ってるよ。


…上手いね?スゴイ合ってるし。」



「まじで?


弾いてるの褒めてもらうの


1番嬉しいわー。」




ニコッと笑うと


夜空を見上げながら


ベースに手をかけた。