「へ-…浩平!」




ベース片手に

意識が朦朧としてた。


だって、ねみーんだもん。




「あ?」


「あじゃねーよ!ったく…


昨日スタジオ終わってから帰らなかったん?」



「あ、そうそう。」


「なになに?女?」


「あ、うん。」


「そう。…って…えぇーまぢかよ!


誰?


俺の知ってる奴?」




憂斗はめちゃめちゃ


興味深々そうに聞いてきた。