彼女、茉莉ちゃんが転校して早くも2ヶ月が過ぎようとしていた。
「ねぇ、明日みんなでどっか行かない?」
「いいね、いいね!楽しそう!」
「どこ行く、どこ行く?」
「何勝手にそこ3人で話進めてだよ!?」
「じゃあ、聖也は茉莉ちゃんと遊びたくないの?」
「そーいうわけじゃねぇーけど、茉莉連れ出すんなら祐樹に許可もらえよ。許可ねぇーと行くに行けねぇーだろ?」
「あー、なるほど!祐樹なら許可出してくれんだろ?」
「別に良いけど行く場所によるからな!」
「隣町以外なら良いですよ。隣町にはNo. 1の月光がいますから!」
どうしてこんな話になってるかと言うと…。