「莉奈っ!もうすぐだよ?」 いきなり栞がそんなこと言うから恥ずかしくなってどんどん顔が熱くなってきたじゃない… 「ありがとうござ…あ、莉奈」 そしていよいよ…は、颯斗がいるところまで来た。 「や、やっほー」 「お、おう…え、どうしちゃったの?こいつ。」 あたしが目を逸らしていきなりやっほーだなんて言うから、…颯斗は、栞に助けを求めた。 「え、あー疲れちゃったんじゃないかな!」