「こうき…久しぶりだね」

「おう、久しぶりだな」

「元気だった?」

「まぁな。で、何の用?」

「え…」

こうきは変わってしまっていたのだ。
聞きたいことはいっぱいあった。言いたいこともいっぱいあった。
どうして?どうしてそんな風になってしまったの?

「あのさ〜俺仕事あるからそろそろ戻るわ」

「…」

こうきは仕事があるからと私の前から立ち去った。私はこうきが変わってしまったショックで何も言うことができなかった。

その日私はかいくんのお店でみきと待ち合わせをして今日の事を話した。