降車駅
青春・友情
完
0
- 作品番号
- 1249949
- 最終更新
- 2017/01/16
- 総文字数
- 10,402
- ページ数
- 26ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,838
- いいね数
- 0
太陽の匂いがした――。
*
高二のときの数学のノートに書いていた
短編を発見したので投稿。
授業聞けよ。
♪感想御礼♪
月城類さま
猫宮たまこさま
氷月あやさま
楓 十色さま
clover.cさま
高山さま
英蝶眠さま
♪レビュー御礼♪
氷月あやさま
高山さま
英蝶眠さま
この作品のレビュー
そこで、少年と出会う。思春期独特の空気を上手く捉えてますし、個人的に自分自身の経験とも合います。 何処となくのどかな筆致で描かれてますが、それも良いなと思います。 こういう感じの作品好きですね。 読んでみて下さい。
行き先も決めずに電車に乗って、降り立ったのは田んぼだらけの小さな町。 レトロな駅舎、円筒形のポスト、一面の田んぼ、青空、山、風。 鮮やかな風景を一眼レフで切り取りながら、なんとなく足を向けた先で、「あたし」は「少年」と出会う。 名乗り合うことすらしない二人の間には、さり気なくて爽やかな、名前の付けようのない関係が築かれます。 繊細で切実な心情を吐き出す「あたし」。 それを聞いて、「少年」が返す言葉。 逃げ出したい衝動に駆られてばかりだった思春期を思い出しながら読み終えたとき、開放感を覚えて、ほっと息をつきました。 今でも私は、行き先を知らない電車に飛び乗りたいのかもしれません。
この作品の感想ノート
英蝶眠さま♪
素敵なご感想とレビュー、ほんとにありがとうございます!
ジブリ的な景色は、わたしもすこしだけ意識して書いていたので、そう言っていただけてうれしいです。
中学から高校って、微妙な時期ですよね。わけのわからない、どうしようもない孤独感を抱えているけど、それがありふれたものだってこともわかってる。すこし世の中のこととかがわかりはじめて、でも感情がついていかなかったり。自分と世界が、なんらかの形で食い違っていて、その齟齬がどうしようもなく耐えがたい。
そんな時期に、自分の救いにしたくて自分だけのために描き散らした作品なのに、天才などともったいないお言葉をいただいてしまって恐縮です。こちらこそ、ありがとうございました。
はじめて読ませていただきました。
まるで「スタンド・バイ・ミー」のような、あるいはジブリのアニメのような、綺麗な風景が浮かびました。
多分それぞれ知ってる場所の川を思い出すかと思います。
青春って恐ろしく暇で、でももて余していて、だから大人が分からない行動とるんやろなってのが今更ながら分かります。
こういう話が高校のときに書けるというだけで天才やなと感じます。
ありがとうございました。
高山さま♪
はじめまして!
感想&レビューありがとうございます(*^^*)
高山さまにも似たような経験がおありでしたか!なんだか親近感が湧きますね。
高校生の頃にいろんなものを吐き出したくて書いた、私の思春期のいろいろがぜんぶ詰まった作品なので、個人的にはかなり思い入れがあります。なので、好きと言っていただけてうれしいです!
男の子だったら…どうなるんでしょうね。地元の女の子をナンパしたりするんでしょうか。笑
よろしければこれからもお暇なときに覗いてみてください♪
それでは(。・ω・)ノ
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