息を切らして、
悠介が公園へ飛び込んできた。



「悠くん…!?」




「ほぉ〜らな♪」



亮太はニヤリと笑うと立ち上がった。



「んじゃ、邪魔者は消えるな。
オレ今から奈津美んとこ行くから
ごゆっくり〜」




亮太は公園から立ち去った。



悠介とすれ違い様に、

「ちゃんと伝えんだぞ」

と、肩を叩いた。




亮太…オマエ無駄にかっこよすぎ。



そう思った。