彩実が亡くなった現実を受け入れることができなかった
彩実の葬儀など出ることができなかった。
骨になるのが見たくなかった。
そんなある日喪があけて仕事再開した美知留さんから店に来るように電話が来た。
店に行って休憩に入った美知留さんとカフェに入った
「これ」と言って俺に差し出したもの。
彩実のiPodだ
「彩実から頼まれたの。自分が死んだらこれを夢叶くんに渡してって」
「…でも」
「彩実の最後の頼みなんだから受け取
って」
「…はい。ありがとうございます」
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