《高校生》



高校の入学式のまえのオリエンテーション。

高校も他の中学から高校に入ってくる一般生の子達が居たのでオリエンテーションがある。
私達の代は、一貫生が2クラス、一般生が12クラスもあった。


たぶん高校卒業まででも全員と話す事は難しいだろう笑






オリエンテーションの初日、
うちの学校は熱心なカトリックだったので初日は礼拝などして終わった。



初日の夜、タバコが吸いたくてこっそり寮?の外にでてタバコを吸っていた。




そこに知らない男女2人が現れた。

それが慶永と理恵との出逢いだった。


男の子は身長180を超える長身イケメン、髪は金髪でツンツンしてた。
女の子の方も身長170㎝のモデルみたいな子だった。



理恵「あ、うちら以外にもタバコ吸うこ居たんだー、良かった♡あたし理恵!
よろしく!」


慶永「おー、ほんとだ!!
てゆかめっちゃかわいー、タイプ!付き合って♡」


なんてチャラ発言する慶永は置いといて、理恵とはめちゃくちゃ仲良くなった。



それからは毎日3人でつるんでた、
152㎝の私は2人に挟まれるといつも小人みたいだった笑


一般生とはクラスも校舎も別なのでなかなか合わないが、お昼休みに野球部の部室の裏でタバコを吸うのがお決まりになっていた。




その日もいつもの様にタバコ吸いながら3人で話してた。
慶永は片手に学食のラーメンを持っていた笑



私「ねぇ、飯食うかタバコ吸うかどっちかにしたら?笑
つか伸びるよ?笑」


慶永「いーの!先に買わないと売り切れるんだもん!つーかよ!みわいつになったら俺と付き合ってくれんの?入学してから毎日言ってんだけど俺。」


私「はいはい、慶永がチャラいのわかってるからー笑
慶永かっこいーけど付き合うとか無理!まじ考えらんない!笑
わりぃ笑」


なんてのもいつもの掛け合いだ。





そこを割り込んで理恵が話はじめる。



理恵「ねぇねぇ、今日学校終わってからあたしの地元の男達と遊ぶんだけど、みいも来ない??」


と誘われた。



私「んー、特になにもないしいいよー!行く!」



そう答えると昼休みが終わるチャイムが鳴り、それぞれ教室に戻った。






この後運命の出逢いがあるなんて思いもよらずに。