『お前は…№77じゃないか!何故ここにいるんだ!…っていない!?』 3つの人影が、細い路地裏の壊れたビルの壁に映っていた―――――― ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 『3人を無事保護しました』 『そうか…。良かった』 『無事見つかって何よりです…。ただ、気は抜けません…。』 『…何故?』 『実験台にされていたようですし……最悪、異世界に飛ばさないと…。』 『あぁ…いくら、「最強」でも、危険だしな』 『はい…。』