その後、



綾音「うちらも帰ろーっ」



葵「うん」



優子「今日二人とも一緒に帰れるーっ?」



葵「うん」



綾音「オッケーだよーっ☆」



スマホの時計を見ると、もう最終下校時刻の1分前だった。




葵「ヤバい!もうあと1分!!」



綾音「やば!」



優子「ここ3階だし、走んないと!」





結局、校門を抜けたところで丁度チャイムが鳴ったから、滑りこみセーフだった。



先生「お前らまだ帰ってなかったのかーっ!!」



…背後で先生が怒鳴る声が聞こえた。



綾音「あ~らら、お気の毒に☆」



葵「ホントどんま~いとしか言いようがないねw」



優子「ハハハ…。」