驟雨
歴史・時代
0
藍松 梓音/著
- 作品番号
- 1248922
- 最終更新
- 2015/10/27
- 総文字数
- 3,358
- ページ数
- 7ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 132
- いいね数
- 0
時は幕末。
日の本の栄えている都、京でのお話。
数え切れないほど人を殺してきた。
殺されかけたこともあった。
紅く染まった私には光を求める資格はない。
「それでも私たちは貴女を求めます。貴女の光になりましょう」
それでも資格はないのです。
「覚えてますか」
「覚えてません」
紅く染まった記憶しか、私にはありません。
「貴女の紅は美しい。」
もう、戻れない
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…