もし出会ったのが…
あの時あの場所じゃなかったら
どんな風になったかな?
きっと気にも止めず通り過ぎてたかもね
私達の思い出を…
悲しい気持ちのまま終わらせたくない
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アランに別れを告げた。それで終わったはずだった。だけど、悲しい気持ちのまま終わらせたくない。
それなのに、なんで今さら
「愛里のそばにいたい」なんて言うの?
ホントに?今さらそばにいたい?そんなの真に受けるわけない。あの人のところに行けばいいよ。私のことは忘れていいから。
「一緒にいたい」
そんなこと言われちゃうと、単純だからどんどん気持ちがふくらんでいっちゃう。でも、正直どこか信用できない。嘘ばっかり…ダメ!流されちゃいけない。
思いがけず会えてうれしい
そばにいるだけで意識しちゃうなんて
この気持ちはなんなの?
ふんわりと笑うキミ
キミは強い…な
こんなに1人の子が気になったのは
きっと…今が初めて
外は澄んだ快晴
流れる時間は緩く穏やかで
目の前にはキミがいる
このドキドキ…これは…?
今までこんなことありえなかったのに…
心臓の音が徐々に速まる
初めてなんだ…なんでだろう?
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昨日の子が落としていった割引券。書いてあった名前を探して、行ってみた。昨日の子が働いていた。
昨日の泣き顔とは違う。ふんわりと笑う笑顔にドキドキした。なんでこんなに気になるんだろう?
泣くほど辛いことがあったはずなのに、なんで笑っていられるんだろう…
あの出逢いに意味があるなら、きっとまた会えると思ってた。ここに来たのは、キミに会いたかったから。
こんなオレといて楽しいって言っていたのに
いつの間にか失恋…なんの目的も失った
こんなオレに笑顔を向けてくれるなんて
もう無理かも…
想いは募るばかりで
想いがとめられなくて必死だった
オレを虜にしたキミ
マイペースで天然なキミ
髪も指も声も笑顔も忘れたいのに
やっぱり振り回されちゃう
オレの好きな人
だけどもうキミはいない
1人じゃ寂しい
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ダメなんだ。レストランの窓から、愛里の笑顔を見た。客に笑顔で接客しているだけ…それだけなのに俺をおかしくさせる。別れたばかりなのに、もう寂しくない?俺は寂しくてたまらないのに
俺は寂しがりだから、一緒にいてよ。寂しさを埋めるために、モデルの子と一緒にいる
「そばにいれば誰でもいいの?」
「当たり前じゃないか。だって、1人じゃ寂しいじゃないか。寂しさを埋めてくれる人なら誰でもいいよ。」
キスしようとする…
「好きな子にしかしないよ」
うまく言えないけど
どうしていいかわかんなくなるくらい好き
彼のことずっと好きだったのに
彼は全然気づいてくれなくて
ずっと辛かった
こんなに近くにいられるようになったのに
ハードルはめちゃめちゃ高い
恋が儚く消えてしまわないように
私の想いが届きますように
恋人らしいことなんて何もしてくれない
いつも私ばっかりが
話しかけてメールして電話して
いつも私ばっかり…
きっと今…世界中の誰よりも幸せの…
はずなんだけど
心は満たされない
こんなんじゃダメだと思った
彼の言葉がずっと心に突き刺さったまま
どうしたらよかったの?
あなたと一緒にいるだけで幸せを感じた
なのに…なんか…物足りない
このまままだつきあっていいのかな?
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初めて会った瞬間、きっと一目惚れしていた。
どうしても手に入れたかった。
彼女がいても、別に気にしてないし…うそ…本当は全部…全部知りたい…もっと知りたい。
やっと手に入れたのに、なんでこんなにいらついてるの?
「俺にとっては、愛里が一番だから…お前が愛里のまねしたって、どんなかっこうをしたってお前はお前だろ?お前が愛里の代わりになんてなれないんだよ。」
あの子には適わないの?
バカみたい。遊ばれてるだけじゃない…私が好きなだけじゃ、恋人にはなれないの?私の想いが届きますように…想いをこめてアランを見つめた。
代わりでもなんでも、アランの隣にいるのは私なんだから。今は一番じゃなくても、今はそれでいい。いつか私の方を振り向かせるから。絶対に、あの子には渡さない。
私のこと、他の人と同じなのかな?もしそうだとしたら…
アランがいなきゃダメなんだ。ずっと一緒にいて。アラン以外いらないから…一緒にいつまでといてくれたらいいのに…っ!!
割り切ったつもりでも耳に入る
全然割り切れてない自分に気づいて余計傷つく
いつまで自分に言い訳してんの…
ずっと逃げてた
怖かったの
好きって気持ちが大きければ大きいほど
ダメになった時の傷が深くなるのは
わかりきってるから
こんな私でももっともっと強くなれば
幸せになれるかな?
だけど最近わからない
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たまたまつけたテレビ。芸能ニュースで、アランとモデルの子が付き合ってる…って
あぁ、やっぱり本当だったんだ
分かってたはずなのに、傷つく自分がいた。
いつもヤキモチ妬いて、胸がチクチクするのが辛かった。
あれから随分たつのに、私はあの頃のままだ。独りにしないでと、心の中では泣いている。恋が、まだ私の中で終わらなくて、まるで明けない夜にも似た暗い欠片が心の奥にあった。
もう前になんて戻れないんだ。今の私、彼がいなくてもこのままで十分笑えるもの。うん…大丈夫…
この想いを諦めたって、アランの幸せを壊したくないから。私は彼を苦しめたいワケじゃないから…アランの笑顔を、幸せを、私の勝手で壊すなんて、そんなことてきないから。あなたを想うのは、今日で終わり。バイバイ、アラン…
簡単に諦めがつく恋なんて本当の恋じゃない
間違いだってわかってるのに
これ以上どうして抑えられるというの…
こぼれてしまう
抑えていた気持ちも全部
堪えきれずにあふれて…あふれて…
この先もずっと一緒にいたい
あなたがいればどんな茨の道も歩いていける
だから…もっと…もっと…
あなたがいれば地獄にだって堕ちてもいい
来年も再来年も一緒に…ずっと…これからも…
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あの子は、簡単に諦めたんだから、本当の恋じゃない。
どんなことをしても、彼を手に入れたかった。やっと、一緒にいられるようになった。一緒にいられると、まるでデートみたいだ。
笑いかけてもらえると嬉しい。だけど…ジロリと冷ややかな視線をむけられる。チクチクと胸に突き刺さる。
1人になると、納得しているつもりでも、ついこぼれてしまったため息。
一緒にいられるようになったんだから、逃がさない…よ。だって、あなたは私のもの。全てどうでもいいよ。誰が私達の関係をどう思おうがどうでもいいよ。あなたがそばにいれば幸せなんだよ。私はあなたを好きなんだから。
もう怖くないよ。世界中の人を敵にしても…あなたがいれば…
彼女に否定されても好きな気持ちは変わらない
こんな俺でもまだ恋できる?恋してもいい?
彼女を誰にも渡さない
いつも思う…どうしようもなく好き
今すぐ会いたい
今…そばにいてほしいのは彼女だけ
勝手てゴメン…
だけどもう一度チャンスをください
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愛里を忘れようと、他の子といても、心は満たされない。愛里への気持ちが募るばかり。他の男に渡したくない。本当はずっと、俺だけのものにするって…
もう我慢なんてしない。俺は我慢せずに、全力で愛里を奪いに行く。もう一度、愛里を俺のもんにする。
愛里に会いにいく
「愛里が好きだ。まだ間に合う?」
「あの人がいるのに…」
「俺が好きなのは、愛里だけだ。どこにも行かないで。俺が一緒にいたいと思うのは、愛里だけだ。」
「う、うそつかないでよ。」
「うそなんてついてない。ヤキモチ妬いてくれたの?」
「だ…だって、うわさがあった人と一緒にいるのを見て、平静でいられるわけがない。私といるよりも、似合ってた…から。」
愛里の気持ちもわからないで、俺ばっかりが好きなのかと思っていた。愛里も俺と同じ気持ちでいてくれたなんて、心が通じたようで本当に嬉しい。俺達、同じ気持ちだったんだね。どうしよう、ドキドキが止まらない
力を入れてしまったら、折れてしまいそうなほど小さな愛里の体をギュッと抱きしめた
「今度勝手にいなくなったら、許さないから」
愛里を束縛してでも、離さない
トドメの甘いささやき。「愛してる…」いつもはフランス語だけど、一生懸命覚えた言葉で、気持ちを伝える。
視線が重なり、ゆっくりと唇を重ねた。
「これからも、不安にさせるかもしれないけれど、俺だけを信じていればいい」
こんなことを言いながら、不安なのは俺の方なんだ。頼むから、俺を不安にさせないでくれ
「俺は今のままの愛里がかわいと思うよ。言って…俺のこと好きだって…言えよ」
「好き…大好き。ずっと好きだったよ」
「それが聞きたかったんだ」
やっと、俺に心を開いてくれたんだ。俺達の未来は2人で決めればいい。
彼の眼差しの意味に
私は本当に気づいてなかったの…?
もしかしてら微かに何かを感じていたかも
でも優しくされればされるほど
恋人になるまでは感じなかった
周りの目が気になって苦しくて
好きになればなるほどコンプレックス
それが苦しくて別れた
本当はいつでも見て欲しかった
本当はいつでも好きでいてほしかった
本当は離れたくなんてなかった
本当は大好きだった
今の私にあなたの優しさは効いちゃうよ
もう目の前のあなたしか見えない
素直になるのが遅くてごめんなさい
心配した私が馬鹿だった
いつまでも一緒にいてくれたらって…
でも自信がなくて…何も言えなかった
くすぐったいくらい眩しい世界は
あなたとともに…
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他の人と一緒にいるのを見て、耐えられなくなって別れた。嫌いになったから別れた訳じゃないから、忘れようとしても、忘れられない。幸せになってほしいから…と言いながらも、本音では…
彼の言葉を信じたい。もう一度、あなたの腕の中にいるなんて、夢みたい。
「もうどこにも行くなよ」
「どこにも行かないよ」
「愛してる」何気ない言葉
もうおさえられない。
「好きよ」ギュッと抱きついた
「素直に甘えられるように抱きしめて」
視線が重なり、彼の目が怪しく光り、唇が重なる。2人の時、腕の中では優しくて、私を捕まえていた。
オレンジ色に染まった空の下、私達は並んで歩いた。あなたといると幸せで、繋いだ手の温もりが嬉しくて…いつまでも2人で歩いた。
ツキン…幸せを感じるたびに苦しくなる
忘れてた悲しみがやわらいでいく自分がイヤ
調子良すぎな自分にうんざりする
人を好きになるって…強くなれる
私は生まれ変わっていくの
気持ちを確かめあい心が1つになれた
ずっと好きでいてくれたなんて…
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久しぶりのデート。遊園地の観覧車
「観覧車のてっぺんでキスすると、ずっと一緒にいられるんだって…」
本当は信じてないけど、そんなジンクスに頼るくらい離れたくなかった
ちょうどてっぺんで唇を重ねる。くすぐったいくらい眩しい2人の世界。何度も唇を重ねた。
「愛してる…俺と一緒に生きて」指輪をつけてくれた