見る目のない男たち
優しくて楽しくてすごくいい人
あなたの手を離したくない
好きな人を見つけてしまったから…
私はここにいるよ
いつだってあなたの隣にいるよ
好きだって以外に理由なんかない
一目見た時から私のものにしたいって思ってた
邪魔するものは…排除すればいい
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梨乃は、高校になってから仲良くなった真人が好きだった。真人も私のこと好き。いつ告白してくれるんだろう?夢見ていた。
今までだって、真人に近づいた女は排除してきたんだから…だから、イケメンなのに真人には彼女はいなかった。(本当は、真人は愛里しか目に入っていなかったでけなんだけど)
ショッピングにでかけた梨乃。真人が女と手をつないでデートしてる
嫉妬で真っ黒になる心。大企業の御曹司の真人そして、うたは真人の家と同レベルの企業。パパに話したら、結婚の話をすすめてくれた。
これで真人は私のものよ
キミが好きすぎて
心の中が黒いもので埋め尽くされる
どうしたらいいのかわからなくて
嫉妬してひどいこと言ってごめん
謝ることもできない卑怯者で
もう…俺のこと嫌いになっちゃった?
嫌いにならないで…許して
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愛里が年上の男と話してる。あいつ…何?愛里のなんなんだよ。あの男にも俺と同じように笑ったりすんのか?突然突き放された気がして、不安がこみあげてくる。心が黒いもので埋め尽くされる…
「愛…お前は俺がいればいいって言ったのに、なんで他の男と話すんだよ。もう俺以外の男なんて必要ないだろ?おれの隣で笑ってくれればいいんだ」
ポロポロと涙をこぼす
「…お兄ちゃんが何したのよ…そんな怖い顔しないでよ」
「えっ…」
俺…なんてことを…
「本当は好きな子を独り占めしたくて、嫉妬して…こんなの言い訳だけど…他のヤツのところに行ったらと思って怖かったんだ」
ギュッと抱きしめた。それでも、まだ不安なんだ。
「私が泣けるのも、ドキドキするのも、まあくんが好きだから。好き…大好きなの」
ギュッと抱きついてきた。
愛里がこんなこと言ってくれるなんて…
ヤキモチ焼くなんて、みっともないと思ってた
こんな俺に優しくしてくれてありがとう
ダメだな…オレ。
もっと…愛里が…俺の虜になりますように…俺以外、何にも考えられなくなってよ。俺の隣から離れられないように、俺なしじゃいられないようにしてやるから
もう…俺の想いは一方通行じゃないよね?
「もうわかったと思うけど…俺嫉妬深いから…だから、覚悟しとけよ」
つきあい始めても
もてる彼
まだちょっと不安
私で満足してるのかな?
つまんなかったり
あきちゃったりしてないかな?
あなたのキスは…いつも…
私をドキドキさせる
心を包み込むように安心させてくれる
強い腕に抱きしめられて
私の心はあったかくなる
大丈夫だよ
言葉は魔法のように
心を包み込む
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今までの人のように心変わりするんじゃないか不安になるの
「愛だけがかわいいって思うバカなんだ。だから安心して、俺だけを信じて、笑っていて。笑顔が一番かわいいから。俺だけを見てて…俺はいつだって、愛のことしかみてないんだから。俺のことを信じて」
そんなこと考えてくれてたの…どうして?あなたは、私が欲しかった言葉をくれるんだろう
ずっと一緒にいてね。もう凍えない。これからは…
他のヤツに渡すもんか
俺だけの宝物
大切に抱きしめる
ようやく何の迷いもなく
キミといられるようになった
全てがキラキラしてる
だけどどうしていいかわからない
あの時はよくわからなかった気持ち
今はわかるよ
こんな気持ち初めてだよ
黒くモヤモヤした気持ち
暴かないで…
醜い本音を…
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俺は愛里を好きだから、嫉妬するし、独占したい。お願いだから他のオトコと会わないでほしい。俺がこんなに汚い欲にまみれてたなんて思ってもみなかった。知りたくなかった。暴かないで…醜い本音を…
愛里はいつものままで充分かわいいから。俺以外のヤツに見せたらだめだよ。
私で本当にいいの?
地味だし…可愛くないし…
釣り合わないんじゃ…
あなたといるとドキドキする
楽しいけど…胸が苦しくなる
今はこんなに近くにいるのに
会えないだけですごく不安になる
不安で胸が押しつぶされそう
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会えない日は電話をしてくれる。嬉しいけど、会えないだけで不安になる。
話しながらも不安で、ぼーっとしてしまった
「俺と話してる時は、俺のことだけ考えてほしいな」
あなたのことばっかり考えちゃって…不安…なんて…恥ずかしくて言えない。私だけがドキドキしてるだけ…
昔は目が合うだけでドキドキしていたのに…
もっと…会いたい…
日に日に強くなる想い
愛おしくて離れられなくする
彼女の優しい笑顔
やっぱりかわいいなぁ
人は1人では生きていけない
彼女と共に過ごす幸せな日々
どうしようもないくらい好き
全てが愛おしい
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会えなくても、声だけでも聞きたい。甘く優しい声。そのかわいい声を聞くだけで、もっと…もっと会いたくなるんだ。
これ以上おかしくさせないで…
「まあくん」ただ名前を呼ばれただけ…
それだけでも、ドキドキする
初めての恋人…わからないことばかりだけど、ただ愛里と会いたい。一緒にいられるだけで最高。もっと見てほしい。俺、どんどん欲張りになっていく。愛里のことで頭がいっぱいだよ
会う度に…私の中で
何かが弾けていく
どんどん惹かれてしまう
そして…
どんどん不安になり
ため息がこぽれる
本当にごめんね
あなたの気持ちを疑って…
私だけがこんな想いしてた訳じゃないんだ
あなたも同じ想いでいてくれたんだね
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「俺は絶対に別れないからな…」
「急に、どうしたの?別れるなんて…」
泣きたくなってきた。一筋の涙
「妙によそよそしいし、ため息多いし、何か隠してるみたいで、別れ話なんじゃないかと…」
「釣り合わないんじゃないか…不安だっただけなの」
「そんなことないよ。」
自分が不安なあまり、あなたを不安にさせちゃってたんだね。
「…ごめん…ごめんね」
「ダメ…許してやんない。俺の気持ちを疑うなんて…」
ギュッと手を繋いだ。指の体温から…大事にしてくれてるって伝わってきた。不安になる必要なかったね
「離さないから…」
傷つくのがバカらしくなっちゃう。あなたといると、落ち着くなぁ。ちゃんと伝えよう
「…すっ…好きだよ…大好きなの」
「愛してる…誰よりも…」
突然引き寄せられて、あなたの胸の中
私を逃がさないようにか、強く抱きしめられた
キミの不安に気づけなかった
本当は…ずっと…
俺もキミのことばかり考えて
不安だったから…
俺のこと考えてくれてたなんて
それって…
俺のこと好きって言ってるような
前よりもキミとの絆が強くなった
お互いの気持ちを分かり合うことができた
バカだね…俺も…キミも…
不安になる必要なかったね
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もしかしたら別れ話?って、不安になっていたのに、愛里の気持ちを聞いて、不安だった気持ちが消えていく。
近づく2人…何かが今までと違う。
手を握りしめた。それだけでドキドキが激しさを増す。ドキドキが聞こえませんように…いつのまにか、思っていた以上に好きになってたんだなぁ
頬を赤らめながら、好き…って優しく微笑む愛里。もぉ、笑顔なんて反則だよ…キュン…顔が一気に熱くなっていく。見られたくなくて、ギュッと抱きしめた。
好きだから、止まらない。大切に、でも激しくたくさんのキス…不安が消えて、愛に変わる。こんなキスをはじめて知った
逃がさない。もう絶対に…離したくない。心の底から一緒にいたいと願った…ただ1人の人。ずっと俺のそばにいてほしい。
ありのままの俺を
心から愛してくれる人と
いつか出会えると…信じたい
女なんて興味なかった
あの子と出逢うまでは…
あの子の顔が頭から離れない
なんでこんなに気になるんだろう
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よくいく落ち着いた喫茶店。隠れ家
本を持ち込んで、コーヒーを飲みながら、ゆっくりと過ごす
女なんて面倒くさい。「好き」とか猫なで声で媚びてくる。俺にはよくわからない。モテるんだと自覚はしてた。でも、どこかで信じてる自分がいる。顔じゃなくて、ありのままの俺を愛してくれる人に逢えると…
最近、高校生くらいの女の子が働始めた。他の女みたいに媚びを売ったりしないし、普通に接してくれる。眼鏡の地味な子なのに、気になる
思い浮かぶのは、あの子の笑顔。素直で、純粋で、喫茶店で会うのが、いつからか心地よくなっていた。
あの子は、恭平の…こんな気持ち…全く気づいていない