「私ねぇ!!!!!」




隣に、りと先輩がいるのに
わたしは大きく夜空へと叫んだ。



「なんだよ!うっせぇな!」



りと先輩もわたしに負けないように
叫んだ。



「ふられたよ!!!!!」


なに、伝えてんだろう。


ううん。


虚しいから…悔しいから…
誰かに言ってやりたかった。



「なんて!!??」


………………



「今の俺は、幸せにできないってさぁ!!!!!」