高校3年の4月。

初めてナツにあった日。

多分一目惚れ。


「数学担当の、佐伯です。
1年間よろしくな!!」


一見ただの熱血教師。
歳も若そう。

新任の先生って言ってて、それだけで女子の注目度も高い。


「ねぇ、ハル、どう思う?佐伯って人」

「やーーー、ない」


後ろの席のマナミ。


「ハル、厳しっ!!」

右隣のナナ。

「せんせー!!彼女いるんすか??」

前の席のショウタ。