「あの人タイプだなあ…」



亜理紗の呟きで我に返る。



「また一目惚れ?」


「だってすごいかっこよかったんだもの

きっと中身も素敵な人だよ!」




人を見た目で判断してはいけないと思うけど…


そう言うとめんどくさそうだったから心の内に秘めた。


亜理紗と話す中、あたしの頭の中には穂村真尋がいた。



あの子と話してみたい。



そんな思いでいっぱいだった。



それから3週間後…