あたしは携帯を取り出して真尋にラインする。
―今、会えますか?
「今会いたいなら教室行っちゃえばいいじゃん。」
いつの間にか亜理紗が横から覗き見ていた。
「ちょ、見るなよ」
携帯をさっと隠す。
「そんな都合よくすぐ既読付くものじゃないでしょうに」
「付かなかったらそれでいいよ。
別の日だって構わないし」
それなら今送らなくてもいいじゃないかと自分で自分にツッコみたくなる。
これじゃあまるで会いたいみたいじゃないか。
「ならただ会いたいだけか」
どうしてか亜理紗に見透かされていた。
…いや、別に会いたいとかではなくて!!
一人で焦ってバカみたいだった。
亜理紗はずっとニヤついている。
と、その時
ピロン♪
ラインの通知がくる。
亜理紗から逃れながら開いてみると真尋からだった。
―うん!構わないよ~!
返事が来ただけでドキドキしてるのがよくわからない。
場所だけ伝えて教室を出て行った。
もちろん亜理紗には来るなと言って。
―今、会えますか?
「今会いたいなら教室行っちゃえばいいじゃん。」
いつの間にか亜理紗が横から覗き見ていた。
「ちょ、見るなよ」
携帯をさっと隠す。
「そんな都合よくすぐ既読付くものじゃないでしょうに」
「付かなかったらそれでいいよ。
別の日だって構わないし」
それなら今送らなくてもいいじゃないかと自分で自分にツッコみたくなる。
これじゃあまるで会いたいみたいじゃないか。
「ならただ会いたいだけか」
どうしてか亜理紗に見透かされていた。
…いや、別に会いたいとかではなくて!!
一人で焦ってバカみたいだった。
亜理紗はずっとニヤついている。
と、その時
ピロン♪
ラインの通知がくる。
亜理紗から逃れながら開いてみると真尋からだった。
―うん!構わないよ~!
返事が来ただけでドキドキしてるのがよくわからない。
場所だけ伝えて教室を出て行った。
もちろん亜理紗には来るなと言って。