「意識ある?」

と聞かれるも何も

「ありません…………」

「さっきは、びっくりしたよ」

で、ですよねぇ。

いや……だった…よ、ね?

「あの…なんか…ごめっん?!」

途端に口を塞がれる。

手が……口に……っ

あたってる?!

「謝るの禁止」

と一言残して、

去って行こうとしたけど………

グッ

「わわっ」

会長に引っ張られた。

すポリと、会長の腕の中にハマる。

わぁぁ………

恥ずかしい………

ドクンッ

ドクンッ

どーしよ………

ドキドキしすぎて……


「おかしくなりそう……だからさ……」