はぁぁあ…………!
まじないわぁーーー
「かーいーちょーうっ♡」
トクンッ
「…………っ……っ…」
「………?」
トクンッ
ドクンッ
「………ん…」
え、
今なんて……言った……?
「………れ、ん……?」
うわぁあぁぁああ\\\\\
やべぇ。
ムリムリムリムリムリムリムリ\\\\\……
うっわっ
ニヤニヤしてやがる。
うぜぇ。
「…………んだよ」
照れ隠し。
はい俺、A型です。
不器用です。
「え?」
え?
え?
え、こっちが、「え?」なんだけど………!
「話し……聞いてくれるんですかっ?!」
三嶋は、ガバッと俺の手をとった。
その勢いか……
ブカブカの俺のパーカーが、かかってきた。
ほんのり、アイツの匂いがする。
ヤバイ………!
邪魔だから、手でパーカーをどけると、
「………っ………?!……」
アイツが俺を押し倒している。
今で言うと………
『床ドン』テキな。
「やだぁ……あいるん……」
「愛莉ぃ~~!」
なんて……あちらこちら聞こえる。
中には……
「リア充め」
いや、リア充じゃねーし!
だったら嬉しいけど!!
恥ずかしくて、顔を逸らしてたけど、
なかなかどけないなぁ。
と思い、チラ見する………予定だったけど
「っっ?!!…\\」
真っ赤かになったあいつの顔が、ドアップ。
目が合ってる。
ーートクンッ
ーードクンッ
「み………しま……?」
恐る恐る呼んでみる。
そして余計に、顔を赤くさせた。
もう……
耳まで真っ赤だ。
本当……男の気持ち知らねーよな。