その数分後
女子、5人が更衣室から出てきた。
一人だけ……かなり目立ってる。
他の男もチラチラ見やがって。
「ヤキモチ妬かせるじゃねぇーよ」
一人
妬いてます。
そしたら、
「ほらっ行って来い!」
龍哉が俺を押した。
その勢いか
ドンッ
三嶋とぶつかった。
「……………っ」
やばいぞ。
今すぐ襲いてぇ。
「あ、あのごめん………あ……」
三嶋も、俺だと気づいたのか
上目遣いで俺を見てくる。
やめろぉお。
なんて絶対言えない。
「会長じゃないですかぁ!!
うっわー!どうしたんですか?!
手で顔なんて抑えて」
どうもこうも。
お前が悪いんだよ!!
あーーーもぅ!
そしたらあいつは
「栗崎先輩、どーしたんですか。会長」
あのな………天然。
心配してくれてるのは、嬉しいんだけども……
栗崎に触るのは、やめてくれ………。