「美佳!私、行ってくる!」
「えっ!?咲?」
私は、上杉先輩のところへ駆けていった。私は、一度人を好きになると嫌いになるまでとことんいっちゃう人だ!
「上杉先輩!」
「え?誰?ごめん君のこと知らないや」
「えと、私は一年生の華江咲です!!」
「はあ、でなに?」
「えと、好きです!一目惚れしました!私と付き合ってください!お願いします!」
「はぁ?えっ!ちょっと待って」
ヤバイ!先輩めっちゃ困ってる、どうしよう…
「華江咲ちゃんだっけ?」
「はい!!」
「君、面白いね。いいよ付き合ってあげても。」
「え?本当ですか?」
「なに?嫌なの?」
「いえ!ありがとうございます!これからよろしくお願いします!」
嘘だ~!めっちゃ嬉しい!
「俺のことは、翔でいいよ」
「え?あっはいじゃあ、翔先輩で!」
「わかった、電話番号教えて」
「え、あっはい」
私は、翔先輩に番号を教えて別れた。