「え～と、今日は転校生来るぞ！」
え？転校生？あぁ、空のことか。
「ええぇぇ！！」
「カッコいい？てかさ、男子？女子？」
女子達が騒ぎだした。
「まぁ、お楽しみだ！」
わたしは、もう知ってるからいんだけど。
「入ってきていいぞ！」
空が入ってきた。その瞬間！
「キャー！！カッコいい！！」
女子達がまた騒ぎだした。
「えと、彼方空ですよろしくお願いします。」
「よろしくね！」
女子達が次々によろしくね！っといっている。マジでどうでもいい！
「咲！どうでもいい！っていう顔すんなよ！」
その言葉で、クラスの女子が私の方を見てきた。これは、かなりヤバイかもしれない
「咲！彼方君のこと知ってるの？」
「ぇぇ！！えと、幼なじみ的な？あはは。」
気まずい。ヤバイかもしれない。ほんとにヤバイかもしれない。てか、ヤバイ！
「咲！ずるい！いいな！」
へ？なんて？
「こんなカッコいい幼なじみがいるなんて！」
あはは。助かった？
「まっまぁ！いいじゃん！今は、こんなこと話さなくて！後で後で♪」
はぁ…助かった！死ぬかと思った。
まあまあ。頑張りましょう。