“ブォォォォォ……。”

お姉ちゃんの持っていたアイロンゴテで長くなった髪を始めて巻くことにした。
れん君の中のいつものあたしと、本当の自分を変えてしまいたかった。

「あ~、早く返してよね~。」
「ごめんね~。」

髪も茶色にして、カラコンを入れた。
すっかり違うあたし。
家族も驚いてた。