なぜか涙がポロポロ落ちていた

気がついたら携帯の電源をつけていた。

たーくんからはたくさんのメール。
《2日も休んで大丈夫?
      俺ははるちゃん信じてる。》


なんでたーくんに謝らして
一人で逃げてるの?
私が悪いの。



電話をしようとした瞬間

「なにしてんの。」

私の部屋に蒼井がいた。
ねえなんで??なんで邪魔するの?




「っ……。あ、蒼井」

「俺さ、お前が好きなの」

まっすぐ見つめられて蒼井が言う

今まで何人もに言われ続けたけど


こんな胸の高鳴りははじめてで


「し、知らないよ!」


「なんで?今教えただろ?」


っ…


「そーゆうことじゃない!!」