そう言ってたーくんは私の部屋から出て行った。

たーくんは、優しすぎるよ。
ちゃんと向きあおうとしてたのに。

「アイツでていったぜ?」


そう言って私の肩に手をのせる蒼井。


「うるさい…」


「あ?」



「うるさいってゆってんの!!!!!」

「俺はあいつに本当の事をゆったんだ」


私は知らない間に涙を流してた


「なに、、泣いてんだよ」



「よく、普通に私の部屋に入れるね??あり得なさすぎるんだけど。なんなの?
私にどんな仕打ち?女?女に私を潰せとか言われたの?…ヒック…」



「女なんかにお前を潰せとか言われても、なんもしねえ。俺、本気で付き合ったことねえし」


「な、ならなんで?!私は、私は!!
蒼井がそんな付き合い、いいのかって
言われたからちゃんとたーくんと向き合ってたの。ちゃんと気づいたの。ちゃんと、好きだったの。」