「カイ、、お前何して、、」


『っ、、お前は敵だ…お前ら俺達の計画を邪魔する奴は消せ、、』



カイと言うやつが周りの奴に合図を出すと同時に吸血鬼が狂ったような目を向けて俺達を襲ってくる。


俺は鎌を構えて、敵に斬りかかる。
ユウは唖然として立ち尽くしている。



「ユウ、お前!こういう結末でも来たんだろ!なら、自分の役目を果たせよ!それでも、やっぱり生半可な気持ちで来たのか!!」


俺が敵の攻撃をガードしながらユウに向かって叫ぶと、ユウはハッとした表情をした。


『俺達の計画はついに完成するんだ!ここで死ね!!』


「しまった!っ!」


俺は油断して後ろにいる敵に気付かなかった。
思わず反射的に目を瞑ると、敵からの攻撃はない。


恐る恐る目を開けると目の前にいたのはユウだった。