「行くってまさか、、!!」



ユウにしばらくついていく俺はユウの考えがわかった気がした。


「あぁ、、直接あの畔へ行く」

「なッ!!おま、それでもいいのかよ!」


俺はユウの肩を思いっきり掴む。
すると、ユウは冷たい視線を俺に向けて、


「それでいいから来たんだ!!俺は生半可な気持ちで来たんじゃない!」


「っ、、だがユウ、あくまでもこれは俺の仕事だ…こんな生意気なこと言えないが…これは俺の役目だ、だから、…」


「あぁ、分かってる…」



ふと、顔を緩めてユウは再び前を向いて歩いていった。


俺はグッと鎌を握りしめた。
茂みを掻き分けて歩き進めると、そこには驚きの光景が広がっていた。



「なッ!!何で畔の色が…」



思わず声を失うほどだった。