「ハァ、、ハァ、、」


口から息を吐き出す俺。
あぁ、、俺は吸血鬼の残骸を見る。


鎌から血が垂れてそれが、地面へと垂れ落ちる。



鮮明な色だ…。
俺は冷たい視線を向けながら小さく笑った。


頭が痛い…。


俺は頭を片手で押さえる。
あの時もそうだ、、、。


あの時も…。、、あの時ってなんだよ、、


あの時って…あの時、、俺は、、



「っ、、うぁ、、」


その場でしゃがみこむ俺。
このままじゃ…俺は、、っ、


その時―――。


「レオッ!!」