しばらく歩くと、神社が見えた。
鳥居を潜る途端、俺は気づく。



「……ルー。誰かいるぞ。」


「あぁ、、それにこの魔力…」


俺は頷いた。そう。シャルルがここにいる。


俺は境内に入ることにした。
ルーは武器に変わり俺はそれを手に握る。





扉は案外簡単に開いた。




「やぁ、待っていたよ。」


俺の目線先で椅子に座りながら蛇を愛でる女が視界に入った。




「こちらこそ、探すのに手間取ったよ…シャルル。」




冷静を装いながら俺はそう発した。