「さて、帰るか」


俺はルイから離れて立ち上がろうとした。
すると、ルイは俺の袖を掴む。


「…………あのー、ルイさん??」


俺が首を傾げるとルイは俺を見る。


「ッ、、」

「へ、、返事、、やっぱり、ちゃんと、聞きたい」

「へ、返事??」


はたまた、よく分からなくて首を傾げる俺にルイは震える声で、


「ッーーー!!レオの馬鹿ぁぁあ!!」



と、叫んで1人でスタスタ行こうとした。
だが、俺は言う。



「好きだよ。ルイ」



その言葉を聞いた瞬間ルイは立ち止まった。