「ルイさんなんて、大っ嫌いッ!!はやくお兄ちゃんの前から消えてよ!」



近寄った瞬間に聞こえたミーのこの言葉。
それを聞いた瞬間ルイは居ても立っても居られずその場から立ち去った。



「ルイッ!!」


俺はルイを、呼ぶがルイの姿はどんどん小さくなっていった。一方、ミーは顔が少し青ざめていた。



「ミー、、どういう事か俺にきちんと説明をしろ」


「おに、いちゃん、、それは、、」



ミーはしどろもどろになっていて、俺はため息をつく。



「お兄ちゃん言ったよな?ルイに対してそんな態度は取らないでと、、何でそれが聞けないんだ??」



俺がミーの視線に合わせるとミーは涙を目に浮かべながらゆっくりと、答えた。



「だって、、お兄ちゃんルイさんの事が好きなんでしょ?」


「なっ!!何言ってるんだ?!?!」



いきなりの爆弾発言に今度は俺が戸惑い始める。