「ルイさんこんにちは。少し顔が良いからってお兄ちゃんを誑かさないでください」



「別に、私は誑かしてはないよ、ミーちゃん」




ルイはミーの言葉にあんまり、意味を持たず素直に答える。


「ふん!どうだか?」


ミーは見下したように笑い俺にまた笑顔を向ける。


「お兄ちゃん!これから、遊ぼ!」


「え、、これから??」



書類を調べたい俺は少し困った顔をするが、ミーはキラキラした目で俺を見てくる。
少し顔をため息をつく俺にルイが声を出す。



「私が代わりにミーちゃんと遊ぼうか?」


その言葉に反応したのはオレより先にミーだった。



「はい?私はお兄ちゃんと2人で……!!」


「3人だ。3人なら良いだろ?」



2人だと凄い心配だ。
特にルイとミーだと、ミーが何を仕出かすか溜まったもんじゃない。


「じゃあ、決まりな!」


この言葉にミーは、、、ブツブツ言いながら渋々頷いた。