「わぁ!皆さんお揃いですね!!こんにちは」



ミーはペコリとお辞儀をして俺を見る。
すると、少し顔を歪める。



「お兄ちゃん!頼まれたもの持ってきたよ!」


そしてサッと笑顔になり無理矢理、俺とルイの間に割り込んでくる。



「あぁ、、ありがと、、」


そう言い俺はぎこちなくミーから鞄を受け取る。



「でも、お兄ちゃん何でこんなの私に頼んだの?」


「おい、ミー、、」


「だって、これってあの─「ミーーーッ!!」」


俺は少し声を荒らげる。
すると、ミーは少しビックリした顔をするとまた、笑顔になる。




「えへへ、、ごめんなさい。にしても、、、、」


ミーは俺に腕を絡めてルイを見る。