「レオ、、気にしないで、私なら平気だから」



妹なんてあれくらいが可愛いよ。と、微笑むルイに俺は少し顔を歪める。



「ルイ…………でも、、俺、」


「おっにいちゃーん!!」



俺が言葉を言いかけた瞬間。幼い声をした、とある女の子の声が部屋に響いた。



その場にいた皆がドアの方に目を向けると、そこにいたのは、猫耳フードのワンピースを着た──



「ミー、、、」



俺の妹がいた。
妹、ミーはあだ名で本当はミミと言う名前だ。