男が振り返り怒鳴り声をあげる。




「私の大事な子どもをよくもこんな目に遭わせてくれたわね!」




扉から現れたのは、お母さんだった。
な、なんでお母さん!?

それに、その格好騎士の・・・。




「なんだ、女だと!?」

「女だと思ってなめないでよね!」




お母さんが、剣を構えて言った。
男たちが地面を蹴りだしお母さんに向かって行く。



「あっ!」



お母さん!



一気にお母さんに向かって振り下ろされていく剣。
でも、次の瞬間にははじかれ次々となぎ倒されていった。