「「 壇上が遅くても、ぜってー俺が前におる奴全員抜かしてやるから、安心しろ 」」


いきなり、優しい言葉と共に現れた星野くん。


優しくしてくれたり、冷たくしたりなんなん…??



でも、この言葉のおかげて本番は緊張せずに、走れると思う。



そして、本番、半田くんが、3位の順番であたしにバトンを渡してきた。


あたしはせめて星野くんに、迷惑をかけないように、3位を保とうと思った。


そんな思いで走っていると、、、


「「壇上!!! 頑張れー!!!」」