「私、先生が好きだからッ!!」

いきなり大声を出した私に呆然とする玲奈ちゃん。

言っちゃったよ。



言っちゃったよ―……ッッッ!!!???



「ハ、ハハハ。バッカみたい。ってか、マジでバカ??言ってるじゃん、アンタには重束先生は釣り合わないって。そんくらい分かれっつの」

吐き捨てた玲奈ちゃんはロファーのつま先で床を打って言った。



「私、アンタには負けない自信あるよ」



「私だって負けないよ」



それは、美しい彼女からの





宣戦布告―……。